2016年12月12日月曜日

マダム「 Leroy」に恋して

マダム Leroyが手掛けたワインなら何でも飲むし、マダム Leroyの手掛けたワインだけ飲んで暮らしたいと思っている Leroyフリークの一人です。

数あるブルゴーニュのドメーヌの中でも、別格の品格と存在感を放つ名門ルロワ!!
1868年、初代フランソワ・ルロワによりネゴシアンとしてオーセイ・デュレス村で創業。
二代目ジョセフ・ルロアと妻のルイーズ・カテリーにより、ネゴシアン業を拡大      
1919年、三代目アンリ・ルロワが家業に参加し、コニャック地方のブランデーをドイツに輸出するなどし事業をさらに発展さす。
1942年、D.R.C(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)の株式を取得し、共同経営者としてロマネコンティを世界に知らしめる。
1955年、アンリの娘、ラルーが家業に加わる。ラルーの類まれなテイスティングの才能により、ブルゴーニュ最上のワインだけを選び続けルロワの地位を絶対的なものにする。
1988年、自然の大地を重んじるLalou Bize-Leroy(ラルー・ビーズ・ルロワ)はドメーヌ・シャルル・ノエラを買収し、ドメーヌ・ルロワを設立。翌年にはジュヴレ・シャンベルタンにも畑を購入。自分自身が納得するワインを造り始めます。
そのワイン造りで最も特徴的なものがバイオダイナミクス農法「ビオディナミ」(化学肥料を排除し、天体の引力を利用する自然農法)、さらには徹底した選果によるブルゴーニュで最も低い収穫量によりドメーヌ・ルロワのワインはブドウの持つ力が最大限発揮された、まさにテロワールそのものになっています。
同時期に夫のマルセル・ビーズと共にドメーヌ・ドーヴネをたちあげています。
1988年、マダムはドメーヌ・ルロア設立と同じ年に、夫のマルセル・ビーズと共に、サン・ロマンの高台にあるドメーヌ・ドーブネを購入。ドメーヌ・ルロワとの違いは、ドメーヌ・ルロアがマダム、ファミリー、高島屋で1/3ずつ所有しているのに対し、ドーブネは100%マダムと夫の持ち物です。それ故に人の意見に左右されない、マダム究極のワイン造りが行われています。
1991年、D.R.C経営者の職を離れたマダム・ルロワ(Lalou Bize- Leroy)は以前から興味を持っていたワイン醸造に力を注ぎ、自身が運営する「ドメーヌ・ルロワ」「メゾン・ルロワ」を超一流に育て上げ今日のルロワ社の名声を築きます。
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ルロワ社で醸造するワインには、「ドメーヌ ルロワ」と、一流ワインを買い求めてルロワ社のセラーで熟成させた「メゾン ルロワ」があり、このほかにオーナー個人が所有する畑で収穫されたブドウから造られた「ドメーヌ ドーブネ」という希少なワインもあります。
「ドメーヌ・ルロワ   Domaine Leroy」
「MIis en Bouteille au Domaine par Lalou Bize-Leroy S.C. du Domaine d'Auvenay,Meursalt,France」。赤ワインは赤キャップ、白ワインは白キャップ。
「ドメーヌ・ドーブネ   Domaine d’Auvenay
サン・ロマン(Meursault)の高台に、すばらしく美しい、要塞のように囲まれた農家を持つこのドメーヌは、ラルー・ビーズ=ルロワ夫人の個人所有のブドウ園である。そのブドウ畑のボンヌ=マールとマジ=シャンベルタンにある区画は、ドメーヌ・ルロワと同様にバイオダイナミック農法で耕作されており、ワインもまた、細心の注意を払って醸造されている。
所有畑の紹介
特級畑「マジ・シャンベルタン」「ボンヌ・マール」「クリオ・バタール・モンラッシェ」
1級畑「ピュリニー・モンラッシェ・フォラティエール」「ピュリニー・モンラッシェ・アン・ラ・リシャルド」「ムルソー・グット・ドール」など
『マジ・シャンベルタン』の、1994年のファースト・ヴィンテージは特に人気が高いため、見つけた時が買い時だといえるでしょう。
「MIis en bouteille au Domaine Leroy Proprietaire a Vosne-Romanee cote-d'Or France」。殆どが赤キャップの赤ワインで白キャップの白ワインは珍しい。
「メゾン・ルロワ   Maison Leroy」
マダム・ルロワの厳しいテイスティングにより、買い付けた良質のワインだけを、飲み頃になるまでルロワ社のセラーで熟成させたコレクションのこと。
バックヴィンテージにおいてはブルゴーニュワイン最大規模のコレクションとして有名で、そのストックは約200万本におよび、1622年に造られた古いカーブをはじめブルゴーニュの各所に眠っているといいます。これらの偉大なるワインは、長年に渡りブルゴーニュ最上のワインを買い付けてきた証であり、ルロワの審美眼と信頼関係の賜物です。
「MIis en bouteille par Leroy Negociants a Auxey-Meusalt (cote-d'Or)」の文字と白キャップ。
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Lalou Bize- Leroy
自然の大地を重んじるワイン作りを探求しています。
1970年代から1980年代にかけて、化学肥料や農薬の散布によってワインの味が微妙に変化してきた事に危機を感じたマダムルロワは1988年「ドメーヌルロワ」「ドメーヌ ドーブネ」を設立し信じるところのバイオダイナミクス農法「ビオディナミ」(化学肥料を排除し、天体の引力を利用する自然農法)、さらには徹底した選果によるブルゴーニュで最も低い収穫量によるワイン作りを始めます。
これが当時世間を騒がせた1991年のD.R.C経営者の解任劇につながっていると私は思っています。
「ワインの個性は土地が決定するものでワインは畑で生まれ、生産者はその手助けをするだけ」という考えのもとブルゴーニュでも最も早くビオディナミを導入し、驚く程の低収量を貫き畑が持つ個性を最大限に表現するワイン造りを追求しています。
更にはブルゴーニュ随一のテイスティング能力の持ち主マダム・ルロワは、その並はずれたテイスティング能力によって、より完璧なものへとワインを昇華させていると言われています。
厳しい品質管理と妥協のない探究心によって造り上げられるルロワのワインは、薫り高く洗練された果実の味わいと素晴らしい濃縮感、そしてきめの細かい舌触りと滑らかなボディを兼備する他に類を見ない世界最高峰の存在です。