フランス South West ワイン  Borie-Manoux Beau Rivage Bergerac Rouge

2021年9月19日日曜日

South West

t f B! P L
Borie Manoux社が管理しているため市場に出回ることが無い希少ワインのひとつです。      #South Westワイン #ふだん飲みワイン

South Westワイン Borie-Manoux Beau Rivage Bergerac Rouge

About the Product の豆知識

 
  • 【生産者】Borie-Manoux
  • 【Hierarchy/地域・Appellation】Bergerac>South West>France
  • 【ワインスタイル】 Red - Savory and Classic /  Full Body 
  • 【Grape / Blend】Bordeaux Blend Red (CS/Me/CF) 
  • 【consultant】ボルドー大学の Denis Dubourdieu 氏が2001’から就任
  • 【平均価格】¥1200  / 750ml 
  • 【おすすめ料理】Beef and Venison
この Beau Rivage は、Bordeaux Superieur アペラシオンの、価値を重視した Bordeaux Blanc と Bordeaux Rouge です。このワインは果実味を前面に出すように作られ、100%タンク発酵され熟成されています。


  • ボルドーではシャトー名、ブルゴーニュではクリマ(畑名)、シャンパーニュではブランド名が重要。

エチケット日記

Borie-Manoux Beau Rivage Bergerac Rouge


  • 1999'8/14 JL078機中 ハワイ旅行
  • 関空8/14 23:35発 ➡ ホノルル8/14 10:45着



参考2021’相場価格




Characteristics(特徴)

  • Savory and Classic スタイルのワインには伝統が染み込んでいます。 
  • 幅広いフレーバープロファイルをカバーし、エレガントで骨格がしっかりしていて長期間保存することができます。

  • Earth
  • Bell Pepper
  • Tobacco
  • Cassis
  • Cedar
  • Structure


※Bordeaux Blend Redとは
  • 基本的には、Bordeaux の赤ワインを作るために通常使用されるブドウ品種の任意の組み合わせで、正式に定義された、または法的な用語では有りません。曖昧な意味合いで Bordeaux スタイルの赤ワインについて話す場合に使われています。
  • Bordeaux Blend には Cabernet Sauvignon が必須で次に Merlot が続きます。多くの場合、これら2つの品種のブレンドのみから作られています。
  • 更に Cabernet Franc, Petit Verdot, Malbec が様々な組み合わせと比率で使用されます。
  • Carmenere は Bordeaux では殆どみませんが特殊な例外として「Haut-Bailly」「Brane-Cantenac」「Clerc-Milon」 で使用されています。
  • Bordeaux Blend は、ほぼすべてのワイン生産国において独自のスタイルで表現しています。
 Bordeaux Blend wines のフードマッチング
  • Steak entrecôte marchand de vin (red-wine sauce and shallots)
  • Grass-fed wagyu rib-eye fillet
  • Roast leg of lamb with rosemary and garlic


ワイン用語
structure の意味合い
  • 甘味、酸味、タンニン(渋み)、アルコールなどの要素で造られる、ワインの味わいの骨格の事。 
  • アルコールや酸味等がバランス良く、多く存在していると、骨格=ストラクチャーがしっかりしている、と表現される。
note の意味合い
  •  例えるならば、花に直接鼻をつけた時の香りではなく、お花畑で全体的に香る『花の香り』の様な柔らかい香りを表現する時に使われます。
  • 白ワインでよく使われる表現です。


生産者 Borie-Manoux 

  • 1870年にEugene Borie Freresの名称でJean-Eugene Borieが Pauillac に設立し、1940年代に Bordeaux 市に移転。
  • 1942年、Jean Eugene Borie (1998年 死去)は、二人の息子 Marcel Borie と Francis Borie に分割相続さす。Marcel Borieは「Ch.Batailley(56ha)」と「Borie Manoux社」を Francis Borieは「Ch.Haut Batailley(22ha)」と「Ch.Ducru Beaucaillou」を相続する。
  • Marcel Borie  は社名を「Borie Manoux」と改称し、このネゴシアン会社(ワイン商)を引き継ぎます。
  • Marcel Borie は1961年まで会社を経営し、その後義理の息子 Emile Castéja に経営を引き継ぐ。Emile Castéja は Borie Manoux社を発展させ「Beau Rivage」や「Chapelle de la Trinite」などのブランドワインを立ち上げました。
  • 1990年代になって、Emile Castéja の息子 Philippe Casteja が Borie Manoux社代表取締役に就任し Borie Manoux社および一族が所有するポムロールおよびサンテミリオンのシャトーを積極的に経営しす。そして、一族の事業を拡充発展させ、今日ではボルドーで10件以上のシャトーを経営するようになり世界90か国以上に輸出しています。
  • 2001年以降は Philippe Casteja がネゴシアン会社を始め、すべてのシャトーを管理しています。
  1. 1942年、Ch.Batailley(Pauillac) 最初に所有したシャトー
  2. 1950年、Ch.Trotte Vieille(Saint-Emilion Premier Grand Cru Classe)
  3. 1955年、Ch.Beau-Site (Saint-Estèphe  Bourgeois Supérieur)
  4. 1970年、Ch.Haut-Bages Monpelou (Pauillac  Bourgeois Supérieur)
  5. 1973年、Ch. du Domaine de l’Eglise (Pomerol)
  6. 2005年、Ch.la Croix du Casse (Pomerol)  以上を含む10以上のシャトーを所有しています。
  • 「Ch.Batailley (56ha)」と「Ch.Haut Batailley (22ha)」はゲスティエ家の所有する1つの畑であったが1929年に Borie家が所有します。
  • Borie-Manoux社は、20世紀の間に Turpin Frères、Henri Moreau、 Albert Duvergerを含むいくつかのボルドーワイン商人を買収します。また、 Loire で過半数の株を所有している「Drouet Frères」から白、赤、ロゼのワインを生産しています。


AOC.Bergerac

  • 「シラノ・ド・ベルジュラック」物語が、この町の名を有名にしている。
  • Bergerac 地方は、ドルトニュー河がその川幅を広げる中流域にある。ドルトニュー渓谷は、絵のように美しい村落や城郭が点在し、深い森に包まれた景色と史跡、そして、トリュフと黒セップ茸、野禽類の宝庫である。
  • 葡萄畑は、Bergerac の町を大きく取り巻きドルトニュー河の沖積層土壌の丘陵と台地にあり、温暖な海洋性気候の影響の下に、晩秋は豊かな陽光を受け、多彩な種類のワインを産出している。
  • ボルドーに近い地続きの地区だから、ボルドーの品種とワインスタイルの影響を強く受け、ワインの骨格はおのずとボルドーに似ている。
  • どちらかと言えば、ライト・ボディーからミディアム・ボディーになりがちだが、産地はそれなりの個性を主張している。
  • <赤>は、メルロ種40~50%で、香り高く柔らかな口当たり、若飲みタイプ。
  • <白>は辛口。セミヨン種40~50%で、肉付きよくフレッシュ、果実香あり、若飲みタイプ。近年ソーヴィニョン・ブランの比率を高め品質向上。周辺に甘口の白の有名な産地が集中しているため、<Bergerac Sce>とAC標記する。
  • <ロゼ>は、カベルネ系品種を使い、マセラシオン方式で造る。色はサーモンピンクで、フレッシュ風味です。
AC Côte de Bergerac
  • このACは、地理上では Bergerac と同じですが生産上の規制が厳しく格上です。
  • <赤>は、色が濃く木樽で熟成、骨組みがしっかりしていて複雑さが増し、5~6年で開花する。
  • <白>は、多くはセミヨン種主体の甘口。ボディーは豊かで保存が利く

South West 地方

  • フランスワイン産地区分の「南西地方」と言う呼称は、便宜的呼び方で、歴史・文化的には「Gascogne(ガスコーニュ)地方」と呼ぶのがふさわしい。
  • このフランス南西部は、ボルドーの陰に隠れて軽視されがちだが、歴史も古く、個性的なワインが少なくない。
  • ボルドーが売り切れた後に市場に出されると言うボルドー優遇政策の長い歴史が、マイナーなワインにしてしまったが、その起源は確かなものを持っている。
  • 近年、新技術を導入し、目覚しい品質の向上を成し遂げ、個性を打ち出している。多様で魅力的なこの地のワインの特徴は、美食と深く結び付いている点である。
  • この地方のワイン産地は、ガロンヌ河とトルトーニュ河の両岸、ガロンヌ支流のロット川とタルン川流域、バスク・ピレネー地方と広範囲に広がって点在し、一口に言えば、ばらばらで纏まりがない。当然、ワインも多彩で一様ではない。
  • 大きく3地方に分類することができる。
  1. 北部…Bergerac 地方
  2. 東部…Cahors・Gaillac 地方
  3. 南部…Basque・Pyrénrées 地方

「Gascogne(ガスコーニュ)地方」
  • Gascogne人は、血気さかんで意地っぱり。よくいえば個人主義者だが、要するに頑固者。
  • フオワグラやジビエに恵まれた Gascogne には質実剛健な食の伝統がある。


フランスには国で定められたワイン法があり、2008年までは「AOC法」、2009年からは「AOP法」で定められています。



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趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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