フランス南西地方(Sud-ouest) AOCの特徴

2014年7月9日水曜日

Wine雑学

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フランス南西地方(Sud-ouest)はボルドーの東側からスペインとの国境、ピレネー山脈の麓に至る地域。

南西地方のワインは一様ではない。フランスワイン産地区分の「南西地方」と言う呼称は、便宜的呼び方で、歴史・文化的には「ガスコーニュ地方」と呼ぶのがふさわしい地方です。

南西地方のワインはボルドーが売り切れた後に市場に出されるボルドー優遇政策の長い歴史によってマイナーなワインになってしまいました。

が、ボルドータイプのワイン好きには「普段飲みワイン」の宝庫です。歴史も古く多彩なワインを産出しています。
南西地方のワイン産地地図


北部(ベルジュラック地方)

葡萄畑は、ドルトニュー河の沖積層土壌の丘陵と台地にあり、温暖な海洋性気候の影響の下に、晩秋は豊かな陽光を受け、多彩な種類のワインを産出している。

ボルドーに近い地続きの地区なので、ボルドーの品種とワインスタイルの影響を強く受け、ワインの骨格はおのずとボルドーに似ている。どちらかと言えば、ライト・ボディーからミディアム・ボディーのワインでそれなりの個性を主張している。

BergeracのAOC

 

  1. Bergerac( メルロ主体の赤ワイン/辛口白/ロゼ)
  2. Côte de Bergerac (フルボディの赤/甘口白)
  3. Montravel(リッチなボディの赤/辛口白)
  4. Cotes deMontravel(やや甘口白)
  5. Haut-Montravel(極甘口白)
  6. Saussignac(極甘口白) 
  7. Monbazillac(最高級の貴腐ワイン)   
  8. Pecharmant(フルボディの赤)
  9. Rosette(辛口白、中甘口白) 
  10. Cotes du Duras(リッチなボディの赤/辛口白/ロゼ)
  11. Buzet(肉付きの良い赤/少量の白・ロゼ)(ブランデーのアルマニャック)

東部(カオール・ガイヤック地方)

カオール・ガイヤックAOC


  1. Cahors(マルベックを使った色の濃いフルボディの赤)
  2. Mercillac(赤/ロゼ)  
  3. Gaillac(色濃く、力強く、バランス良、スパイシーな赤/辛口白/甘口白)
  4. Gaillac Premieres Cotes(白/ロゼ/発泡ワイン)  
  5. Frontonnais(赤/ロゼ)

南部(バスク・ピレネー地方)

Basque PyrenreesのAOC


  1. Madiran(長寿の良質赤)  
  2. Pacherene du Vie-Bilh (辛口白、甘口白)  
  3. Juracon  (辛口白、甘口白)  
  4. Bearn(長寿の赤/辛口白/ロゼ)
  5. Irouleguy(白/ロゼ)

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趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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