フランスワイン Rhone の特徴まとめ

2014年7月7日月曜日

Wine雑学

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Rhone Valley は、フランス南東部の主要なワイン生産地域です。
Lyon から地中海沿岸近くの Rhone Delta まで、Rhone 川の南北240 kmをカバーしています。
ローヌワインは、ボルドーに次いで広い産地で北部と南部では出来るワインの性格は全く異なるワインを産出しています。

北部ローヌの特徴

  • コルナスやエルミタージュなど非常に範囲の限定されたクリュが固まった地方で、夏暑く冬寒い大陸性気候で、酸味と渋みのバランスのよい上質なワインを小量産出する。
  • 北部では単一のブドウ(シラー)から赤ワインが造られる。少量のヴィオニェ、ルーサンヌ&マルサンヌを混ぜることを許可されているAOCも有ります。
  • 白ワインはヴイオニェかマルサンヌから造られる。
  • 北部のワインは、当たりはずれが少ないが、生産量が限られているため値段も高い。

Northern RhoneのAOC

南部ローヌの特徴

  • 夏は暑いが、冬はミストラルによって雲のない地中海性気候の下、広大な畑が広がっていて、素朴で安価なワインの大量供給地であると共に、アヴィニヨン周辺には個性的ワインの生産地も点在する。
  • 14世紀にローマ教皇庁があったアヴィニヨンの北にあるAOC「Châteaunuef-du-Pape」が有名。
  • 南部ローヌの特徴は、殆どが赤ワインで、一部でロゼ、白ワインが造られている。その大半のワインは口当たりのいい早飲みタイプで手ごろな値段で楽しめます。
  • ローヌは北部と南部ではさまざまな点で違いが大きく、南部では、グルナッシュを主流に数種のブドウをうまく組み合わせて造られている。「Châteaunuef-du-Pape」などは13種類の葡萄から造られている。

Southen Rhoneは広域AOC小域AOCが有る



Rhone全体写真


              Northern Rhone                    Southern Rhone
   
 

地図の出典:「フランスワイン事典」

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趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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