2014年10月29日水曜日

イタリアワインの格付け

「イタリアワイン法 DOC」
フランスのAOC(1935年制定)に倣って、1963年にワインを法的に特定整備し「DOC」を定めました。

 DOCG(統制保証原産地呼)
最上位のDOCGワインは、 ワインが持つ権威を国が保証するもので、必ずしも、一般的に言う「力強い偉大なワイン」 では有りません。「そのワインに歴史と伝統があり、自然と文化と結びついていて、かつ内外での評価が高い」と言うことが条件である。

2011年現在、73銘柄がDOCGに認定されている。DOCGワインには瓶の頭に検査に合格したことを示す公式シールが貼られています。
現在認められているDOCGワインは、同一DOCG内の比較あるいは各DOCGワイン間の比較においても、品質面での差が大きいという問題点が有る。

例として「キャンティ」は広大な地域が同一DOCGとして認められ、年間約1億本以上のワインが造られ、二千円前後のものから数万円のものまでが存在します。また「アステイ」はフランスにならい、イタリア独自のアロマティックな発泡性甘口ワインだが、工業的にタンク内で二次発酵させるもので、しかも大量に生産されており、このワインが果たしてイタリアを代表する最上位のDOCGのカテゴリーとして適切だろうか という問題もあります。

DOC(統制原産地呼称)
DOCワインは、産地と使用品種が限定され、生産量も制限規定がある。醸造方法や熟成期間に加え、色調,香り,味わい,アルコール含有量,酸度,その他の基準が定められている。2011年現在、DOCは330銘柄。

VdT(テーブル・ワイン)
VdTは、瓶詰時において,その使用品種,収穫年,原産地の表示の必要のないのもで、 EUで認められた品種で、アルコール度が9%以上であれば、何処のブドウを使ってもいい。

IGT(限定産地表示テーブル・ワイン)
IGTは、テーブル・ワインの中の、特定の産地で特定の葡萄品種から造られるワインで、産地(州,県,地域)が特定出来、使用品種が明示されたワインである。同じ品種を85%以上使用すれば品種名も表示できる。2011年現在、IGTは118銘柄。


イタリアワイン法↴

EU加盟国には「EUワイン規則」というものがあります。
現在、イタリアワインの殆どは伝統的表示をしていますが、EU表示(DOP&LGP)をしている生産者もいます。
1.DOP(保護原産地呼称ワイン)=DOCG & DOC
2.LGP(保護地理表示ワイン)=IGT
3.VINO(ヴィーノ)=VdT